水のえがおバスツアー 1

昨日、「水のえがおバスツアー」の皆様が工場見学にこられました。
IMG_2092-1
鰹節工場に子供達のにぎやかな声が響きます。
みんな鰹節工場に興味を持ってくれているようです。
全員集合!!
まずは工場長から鰹節の作り方や種類などについての説明が行われました。
鰹節には大きく分けて荒節と本枯節がありますが、鰹節に種類があったことにみなさん驚かれていました。
IMG_2094
このあとは2グループに分かれて工場内の見学です。

「だしのとり方」(2)ーー北大路魯山人

ZB-OR_01
 さてはいつでも切れるようにしておかなければならない。しかし、素人ではよく研げないから、大工とか仕事をするひとに研いでもらえばいい。そのほか、とぎや専門という商売もあるのだから、いつも大工の鉋のようによく切れるようにしておかなければ、料理をしようとする時にまごつくのがオチだ。
 日本にはかつおぶしがたくさんあるので、そう重きをおいていないが、外国にあったら大変なことだ。外国人はかつおを知らないし、従ってかつおぶしを知らない。牛乳とか、バターとか、チーズのようなもの一本で料理をしている。しかし、これは不自由なことであって、かつおぶしのある日本人はまことに幸せである。ゆえに、かつおぶしを使って美味料理の能率をあげることを心がけるのがよい。味、栄養もいいし、よい材料を選べば、世界に類のないよいスープができる。
 それなのに、かつおぶしに対する知識もなく、削り方も、削って使う方法も知らないのは、情けないことだ。そのうえ上削る道具もないーーこれはものの間違いで、大いに反省してもらいたいことだ。現在、鉋でかつおぶしを削っているのは料理屋のみであって、たいがいは道具もなくて我慢しているようである。その料理屋さえ最近削りかつおぶしを使用している。削り節にもいろいろあって、最上の削り節ならば、まずまずであるが、削り節は削り立てがいいので、時がたってはよろしくない。

“「だしのとり方」(2)ーー北大路魯山人” の続きを読む

水のえがおバスツアー

8月4日(水)に開催される
水のえがおにこたえよう
「水のえがおバスツアー」
今年は的場水産での鰹節工場見学もツアーコースに。
豊かな森、澄み切った川、美しい浜辺や、青く豊かな海を取り戻し、水や水域の環境を守り、未来に伝えていくキャンペーン。
水域を守り、育み、未来に伝えていこうという趣旨で平成5年に結成された、鹿児島県水域環境美化推進協議会「水とえがおの会」・南日本新聞社・KKB鹿児島放送・(財)かごしまみどりの基金の主催で行われます。
ツアーコースは
 鹿児島中央駅→的場水産(鰹節工場見学)→笠沙恵比寿(昼食・海岸清掃)→野間岬ウインドパーク見学→南薩木材加工センター見学→川辺やすらぎの郷→鹿児島中央駅
です。
参加に関する詳細はこちら
鰹節の原料である鰹も自然の賜物。
雨が降り、豊かな森にたまった水は森のミネラルをたくさん含んで土に浸透し、川に流れ、やがて海へとつながって行く。
農作物、畜産物、水産物は全て水によって生かされているんです。
8月4日、みなさまにお会いできるのを楽しみにしています。

御中元商品 発送中

只今、御中元商品発送中です。
IMG_2064
御中元や御歳暮を贈る習慣も少なくなりつつあるこの頃ですが、お世話になった方々への感謝の気持ちは大切にしたいものですね。
鰹家ではご注文頂いたお客様一人一人とのご縁を大切に、一つ一つ手作業で行っています。
IMG_2065
嬉しいことは、商品を頂いた方々からの輪も広がっていることです。
本当にありがとうございます。
これからが御中元本番。
暑さに負けず頑張ります!!
鰹家では商品や熨斗等お客様の様々なご要望にも対応しております。
お問合わせは
こちらまで。

職場体験

先日、地元の「枕崎市立桜山中学校」の生徒さん4名が職場体験に。
IMG_2015
熱心に工場長の説明を聞いています。
緊張している・・・?
少しでも地元の産業に興味を持ってもらえればとても嬉しいな。
IMG_2022
初めての体験に少し戸惑っている様子です。
IMG_2017
それでも慣れない手つきで一生懸命頑張ってくれました。
ありがとうございます。
職場体験を通してなにか感じてもらえることを願っています。
未来の鰹節を担ってくれる人もいるかなぁ~~
楽しみ!!

「だしのとり方」(1)ーー北大路魯山人

mbs_070301
 かつおぶしはどういうふうに選択し、どういうようにして削るか。まず、かつおぶしの良否の簡単な選択法をご披露しよう。よいかつおぶしは、かつおぶしとかつおぶしとを叩き合わすと、カンカンといってまるで拍八木か、ある種の石を鴫らすみたいな音がするもの。虫の入った木のように、ボトボトと音のする湿っぽい匂いのするものは悪いかつおぶし。
 本節と亀節なら、亀節がよい。見た目に小さくとも、刺身にして美味い人きさのものがやはりかつおぶしにしても美味だ。見たところ、堂々としていても、本節は大味で値も亀節の方が安く手に入る。

“「だしのとり方」(1)ーー北大路魯山人” の続きを読む

手技と時間の賜物

一本の鰹節ができ上がるまで、いったいどれだけの時間と手間がかかるのか、ご存知の方がどれほどおられるでしょう。その工程を目の当たりにした方は、みなさんが驚嘆の声を上げられます。
factory
●今も昔も変わらぬ製法で鰹節はつくられている。
(1995年頃の鰹節製造工場)

“手技と時間の賜物” の続きを読む

歴史と枕崎と手技の賜物

いま日本からほんとうに日本的なるものが消えようとしています。「食」の世界でも、古いけれどいいものがどんどん打ち捨てられ、新しいけれど特徴のない便利なものだけがもてはやされているような気がします。

私たち的場水産はそんな風潮に抗いながら三百年の時間を重ねてきました。

鰹節とともにあった枕崎の三百年は、単なる時間の堆積ではなく、鰹節という日本の食文化の根幹をなすものを守り伝えてきた歴史そのものなのです。

 illust_katsuobushi