途中でさぼっていた製造工程。
あともうすこし!
「解凍」
↓
「生切り」
↓
「かごたて」
↓
「煮熟」
↓
「骨抜き」
↓
「修繕」
↓
「焙乾」 → 荒節・割亀節
↓
⑥「削り・整形」→ 裸本節・裸荒本仕上節
↓
「カビ付け」→ 本枯節の完成です。
焙乾を終えた鰹節(荒節・亀節)の表面には燻煙に含まれる成分や節からにじみでた脂肪分等が付着して真っ黒な状態になっています。
次の工程である「カビ付け」でカビが付着しやすいように、それらを除去して節の表面をなめらかにし、形を整える必要があるんです。
そのための工程が「削り・整形」です。
表面の形を整えることで、外注の侵入やカビの発生を防ぐ働きもあるんですよ。
ここまでの工程で出来上がった節を「裸節」と呼んでいます。
次はいよいよ最終工程の「カビ付け」です。
★参考★
「日本人ってすごい!その2 正しい鰹節のつくりかた(1)」
「日本人ってすごい!その2 正しい鰹節のつくりかた(2)」
「鰹節の製造工程①「解凍」」
「鰹節の製造工程②「生切り」」
「鰹節の製造工程③「かごたて」「煮熟」」
「鰹節の製造工程④ 「骨抜き」「修繕」」
鰹節の製造工程⑤ 「焙乾」