鰹&鰹節を食べつくそう!!
鰹の心臓を使った 鰹珍子の串焼き です。
作り方はとっても簡単。
下ごしらえした鰹の心臓を竹串に刺して、塩・コショウをひとふりし、
魚焼グリルで焼くだけです。
完成!!
レモン・柚子などを添えていただきます。
今回はゆずコショウを添えてみました。
鶏のレバー&ハツみたいな味で、しっかりとした歯ごたえがくせになりますよ。
新着情報
- 2010年9月29日
かんぶつマエストロって知っていますか?
「かんぶつ」について各品目の基礎知識、製造工程、調理方法、栄養価など幅広い知識を持った「かんぶつ」のスペシャリストを育成する為の日本かんぶつ協会の資格制度です。
鰹節、昆布、ワカメ、豆類、お麩などなど・・
大きく 海のかんぶつ・里のかんぶつ・粉 に分けて学びます。
実はかんぶつには先人達の生活の知恵と食材へのこだわりがたくさん詰まっているんです。また、食物繊維やミネラルが豊富で素材の旨みが凝縮されているので健康食品としても見直されてきています。
実はこのかんぶつマエストロの初級資格を鰹家スタッフも持っているんですよ。(第1期生です。)
お出汁には鰹節の外にも昆布、椎茸、煮干など多くのかんぶつが使われます。
日本の伝統食に携わるものとしては、もっといろいろな食材についても学ぶ必要があると思っています。
来年には中級が開講される予定。
上級目指してがんばるぞ!!
日本かんぶつ協会のHPの「かんぶつマエストロ紹介」にも一言コメントをよせていますのでよければ覗いてみてください。
- 2010年9月28日
- 2010年9月27日
- 2010年9月25日
- 2010年9月24日
- 2010年9月22日
カツオの主な成分を調べてみました……。含有量に関しては諸説様々ですので、数値は省略しました。これはまた別の機会に。
・ビタミンA
・ビタミンB1
・ビタミンB6
・ビタミンB12
ビタミンB群は、糖質、脂質、タンパク質をエネルギーに変えるために欠かせません。で、少し気になることがありました。お刺身の中でニンニクを薬味にして食べるのは、カツオだけですよね。カツオのタタキはスライスで、お刺身はすりおろしたもので。実はカツオとニンニクはとても相性がいいのです。ニンニクに含まれる硫化アリルという成分は、特にビタミンB1の吸収を高めるのです。古来カツオがニンニクといっしょに食べられてきた理由がここにあります。
昔のひとって、偉いですよねえ。今のように科学的に調べる術を知らなくても、からだにいいこと、ちゃんと知っていたのです。すごい!
牛・豚のレバーも同様に多くのB群を含みますが、カツオの方が脂肪はずいぶん少ないので、脂肪が気になるひとには最適です。
・ナイアシン
・鉄分
・タウリン……血圧・血中コレステロール低下作用があるといいます。
・アンセリン
アミノ酸の中のβ-アラニンと1-メチル-L-ヒスチジンが結合したペプチドです。筋肉中の疲労による変化を和らげる働きがあり、体内の環境を一定に保つ抗疲労効果があるといわれています。筋肉中で使い切れなかったエネルギーが、乳酸として筋肉中に蓄積するのを抑制する効果があるとも。また抗酸化作用が強く、活性酸素を除去し血中の尿酸値を低下する作用も報告されています。水溶性という特徴があるので、出汁、煮汁にも豊富に含まれると考えられます。
カツオは生まれてからその生涯を、ずっと泳ぎ続けるといいます。その最大スピードも時速50キロとも60キロとも。瞬発力と持久力のかたまりですね。その源、秘密が、このアンセリンにありそうですね。
・セレニウム……アンチエイジング、免疫力アップ、動脈硬化防止、血糖値低下作用
・EPA(エイコサペタン酸)
・DHA(ドコサヘキサエン酸)
不飽和脂肪酸。神経伝達物質。スムーズな情報伝達に重要な働きを担う物質。脳の働きを高める。これはもうおなじみでしょう。
主な成分を見ただけでもカツオは健康な暮らしにとって必要欠くべからざる食品だといえるでしょう。そんなカツオを鰹節として年中常備し出汁を取って毎日の暮らしで食べる。日本人ってなんて素晴らしいんでしょう!
今回はこのあたりで。では、また。
- 2010年9月21日
- 2010年9月14日
以前、結納のお返しにとオーダー頂いた本枯節が完成です。
南方物一本釣本枯節
2本で約850gのかなり大きめのサイズです。
桐箱も本枯節の大きさに合わせた特注品。
完成品を前にして私達も思わず声を上げてしまいました。
昔から引き継がれている行事ごとの重みと大切さを再認識させられた感じがします。
お客様にも大変喜んでいただき、私達も大変嬉しい思いです。
ありがとうございました。
そして、
ご婚約おめでとうございます。
末永く御幸せに。
- 2010年9月10日