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しょうゆ節を使ったサラダです。
ほぐしたしょうゆ節と玉ねぎスライスをマヨネーズで軽く和え、水菜の上にのせ柚子皮を添えてポン酢で頂きました。
簡単、便利で美味しいサラダの完成です。
醤油節のサラダ
しょうゆ節は醤油味のなまり節(カツオを煮熟したもの)です。
そのままスライスして食べることも多いのですが、ほぐすとツナ缶感覚いろいろなお料理に活用できますよ。
みなさまもぜひお試しください。
鹿児島枕崎 伝承工房・鰹家

「にぎり寿司料理教室」
お寿司もいよいよ完成です。
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私の作品?です、ジャ~~ン
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どうですか?
なかなか上手に出来てますよね。
これで私も寿司職人になれたでしょうか(笑)
ちなみにこちらが先生の握られたお寿司です。
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自分で握ったお寿司の味は格別、本当に美味しかったです。
このイベント、実は今回が初めてだったそうなのですが、大人も子供も楽しめましたよ。
今後も続くといいなぁ。。
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ちなみにこちらは、鹿水高が製造しているツナ缶です。
鹿児島枕崎 伝承工房・鰹家

さて、いよいよ握り方です。
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右手にシャリを、左手にネタをもって、それからそれから?
先生と一緒に握る真似をしてイメージを膨らませます。
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みんな真剣に先生の手元をみていますね。
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手巻き寿司の作り方も教わりましたよ。
そうすれば、綺麗な三角の手巻き寿司になるんですね。なる~~
さあ、いよいよ自分たちで作ります。
まずは、ネタの準備から、
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子供たちも一生懸命お魚を切ってます。
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ちなみに、これは私が切ったもの。
なんとか?形にはなってるでしょうか。。
シャリが手にくっついて形が作れなかったり、
シャリの量が多くなったり、
力が入りすぎたり、と悪戦苦闘しながら なんとか出来上がりました!!
完成作品は   続く
鹿児島枕崎 伝承工房・鰹家

前回のブログでの質問、
「灰汁巻き作りに使われる、鰹節に関係あるものは?」 の答えです。
それは、
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↑ 木灰です。  (正解しましたか?)
鰹節の製造工程の中に 「焙乾」 という工程があるのですが、ナラ・カシ・クヌギなどの木を燃やした後に、木炭や灰が残ります。
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その木灰が灰汁巻き作りに使われるのです。
先人の知恵には本当に驚かされますね。
その他にも、畑に撒いたり、陶芸の釉薬などに使われたりしているんですよ。
「鰹節作りに捨てるところはない」 と、よく言われます。
木灰をはじめ、鰹節の製造過程で出てくる、内臓、腹皮、骨、煮汁など全てが、また違った形に生まれ変わるのです。
そう、鰹節作りには全く捨てるところはないのです。
最近は、無駄をなくす「エコ」への取り組みが注目させていますが、捨てるところがない「鰹節」は、まさに昔ながらの「エコ」かもしれませんね?

灰汁巻きってご存知ですか?
鹿児島で端午の節句に作られる郷土菓子なんですよ。
灰汁巻き1
もち米を竹の皮で包んで、灰汁で煮込んで作るんです。
この時期になると、スーパーでも材料が販売されているので、ご家庭で作られる方も多いのではないでしょうか?
(と、いっても私はまだ作ったことはありません)
灰汁巻き2
中は ↑ こんな感じで、茶褐色の怪しい?食べ物です。(笑
お菓子といっても、味がない場合が多いのでどちらかというと、おもちに近いかもしれませんね。
我が家では砂糖を混ぜたきなこをつけて食べます。
ほんのり竹の香りがして、とっても美味しいんです。
ところで、この灰汁巻きと鰹節には深い関係があるのです。
わかりますか?
それは、鰹節工場で出来るあるものが、灰汁巻き作りに使われているんです。
あ~~、もうわかったかも。。。
答えは、
次回に。

鰹&鰹節を食べつくそう!!
鰹の骨を使ったお味噌汁。
こちらも以前のリビングかごしまでご紹介させていただきました。
頭のことをビンタと言いますが、枕崎では骨のことを「サネ」と呼びます。
ということで、サネのお味噌汁です。
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1. ぶつ切りにした鰹の骨を湯通します。(4人家族で2~3匹分)
2. 鍋に1の骨と水、生姜の千切りを入れて火にかけます。
3. アクを丁寧に取り除きながら、沸騰後しばらく煮ます。(煮込むことで鰹のエキスをしっかり出します)
4. お好みの野菜(ねぎ・キャベツ・大根など)を入れてしんなりしてきたら、最後に味噌を入れて完成です。
鰹の骨だけでも意外としっかりした出汁がでて美味しいんですよ。
私は骨の周りについている身もネコになった気分でしゃぶりつきます。
食べる時に、お好みで一味などを入れてもGOODです。

先日リビングかごしま にも紹介されました、鰹のビンタの塩煮です。
「ビンタ」とは鹿児島弁で「頭」のことです。
頭が痛い→ビンタが痛い
頭が良い→ビンタが良い
といった感じで使用しています。
鰹の頭を使った料理なのでビンタ料理なんですよ。
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材料は
・鰹のビンタ
・しょうがスライス 2かけ
・水、お酒、塩
・添え物として、キャベツ、レモン
1 ビンタは水で良く洗い、湯通しします。
2 湯通ししたビンタとしょうがを鍋に入れ、水とお酒(9:1)をビンタが浸るぐらい入れ火にかけます。
3 あくが浮いてくるので、しっかりとあくを取ってくださいね。
4 あくを取り終わったら塩を入れます。塩の量はお好みですが、少し濃い目がお勧めです。
5 出来上がったら最後にキャベツを入れ、しんなりしたらビンタと一緒に盛り付けます。煮汁も一緒に入れてください。
6 レモンを添えて出来上がり。
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ビンタに味をしみこませるより、煮汁につけながら食べるほうがあっさりいただけると思います。
(煮汁は塩分が濃いのであくまでつけタレ感覚で。。)
え??
食べるところが少ない??骨が多くて食べにくい??
そこを探しながら食べるのが楽しいんです。
目の裏にはトロリとしたコラーゲンがたっぷり。
美容にもいい!!   かも?

鰹&鰹節を食べつくそう!!
前回ご紹介した 鰹の白子 を使って
白子の塩煮 を作りました。
塩煮って珍しい響きですが、枕崎ではよく鰹料理で出てきます。
調理法はいたってシンプルで、水・お酒・塩・(しょうが)で煮るだけです。
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はい!完成しました。
絶対、焼酎に合いますよ~~。

鰹&鰹節を食べつくそう!!
鰹の真子の甘辛煮です。
真子のいちばん一般的なお料理です。
臭みをとるための下ごしらえとして、さっと湯通ししました。
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醤油・砂糖・お酒で味を決め、たっぷりの刻みしょうがと一緒に煮込みました。
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今回は一緒に煮込んだ心臓(珍子)も添えて。
白いご飯にもお酒にもあう一品です。

鰹&鰹節を食べつくそう!!
捨てるところが無いといわれる鰹。
腹側、心臓(珍子)に続いては、
鰹の真子と白子です。
地元では真子のことを「あわこ」とも呼びます。
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真子と言えば鯛、白子といえば鱈が一般的かもしれませんが、枕崎では鰹の真子&白子も一般的。
ツブツブ、プリプリした食感がたまりません。
やはり心臓同様臭みがあるので、きれいに水洗いして下準備します。
さてさて、何を作りましょうか??

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