以前から行きたいと思っていた、日本橋のコレド室町にある
にんべん 「だし場」
かんぶつマエストロの講義を終えて、もうダッシュ!!
閉店30分前、何とか無事に到着。
人気があるとは聞いていたものの、、、すごい!!
日曜日の閉店前なのに、たくさんの方々がいらっしゃいました。
家族連れや女性グループ、カップルなどなど、何より客層の若さにビックリです。
早速、私も飲んでみましたよ。ちょうどノドが乾いてたのよね。
かつお・昆布だし 一杯100円
正直な感想を申しますと、かつおだしに昆布の削りを後から加えているような感じだったので、かつおの味はしっかりするのですが、昆布だしの甘さや2つの融合した味はあまり感じられなかったような・・・
かつおだしにすれば良かった。
でも、自分で塩や醤油を加えて好みの味に整えることができたり、とても面白いなぁと思いました。
なにより、「だし」というものに気軽に触れる場所があるということ。
それだけで何だか嬉しくなってしまいました。
先日、服部幸應さんのブログ『食育の時間』(275)で
「食育として取り組んでほしいことは、
和食の「だしの味」「だしのおいしさ」を小さいうちから教えてほしいと思います。
だしのおいしさは、油を取らなくてもうまさが出ます。
特にこれから結婚される方は、家庭料理の範囲で結構ですので、
こういうことを知っておいてほしいと思います 」
と書かれていました。
「だし場」に若い方々が多かったことに未来への期待をしつつ、
私たちも「本物の味を正直に」これからも鰹節を作り続けていきます。
BY 鹿児島枕崎 伝承工房・鰹家
新着情報
- 2011年9月24日
前回ご紹介した、かんぶつマエストロ記事の番外編です。
1日目の講義の後、懇親会が行われました。
お店は会場近くの 「やさい料理 夢」 さん。
生産者の方とコラボし、安全な野菜を中心としたやさい料理のお店。(野菜だけでなくお肉料理も)
今回はかんぶつマエストロの集まりということもあり、かんぶつ料理も出てきました。(車麩を使ったお料理でしたよ)
どのお料理も野菜本来の味を大切にしたものばかり。いろんな工夫も感じられました。
とっても美味しかったです。
私のこと、もちろんビールは手放せません。
会話も盛り上がり、私のビールもすすんで・・・・
もちろん、ちゃんと歩いて帰りました(笑
今回のマエストロに参加して何より良かったことは、たくさんのかんぶつ仲間と出会い、交流を深めることができたことです。
北は北海道から南は鹿児島まで。
それぞれ関わっているかんぶつは違っても、熱い思いと高い志を持っている方々に会えて、本当に良かったと思っています。
そして、今も繋がっていることが本当に嬉しいんです。
私ももっともっと頑張らないと・・・・
元気をもらって帰ってきました。オ~~!!
BY 鹿児島枕崎 伝承工房・鰹家
- 2011年9月21日
- 2011年9月14日
「かんぶつマエストロ」の中級講座を受講してきました。
「もっと出汁をとってもらいたい」と思っていても、鰹節以外のことは何もわからなかった私。
お出汁に必要な昆布・干し椎茸・煮干などについてもっと知りたいな、と思い受講した「かんぶつマエストロ」。
さらなるステップアップを目指して中級講座を受講してきました。
みっちり講義の2日間。
久々に学生に戻った気分でした。
講義内容は、
かんぶつの話「海のかんぶつ」「里のかんぶつ」
星名 桂治 氏 (乾物乾麺研究所所長)
かんぶつの種類の多さにビックリ!
かんぶつの作り方を聞いていると、人間の知恵ってすごいなぁと思ってしまいます。
「かんぶつとうま味」
二宮 くみ子 氏 (NPO法人うま味インフォメーションセンター理事)
人が感じる5味の一つ、「うま味」を実際に体験。
「うま味」の正体がわかる!かも。
「ダシ取りの基本」
稲葉 恭二 氏 (香川栄養専門学校客員教員)
つきぢ田村、強羅花壇の総料理長を務めた稲葉氏によるダシ講座
「日本料理に捨てるところはない」と。
ダシの魅力にはまること間違いなし!!
「かんぶつとコミュニケーション」
村松真貴子 氏 (元NHKキャスター)
かんぶつマエストロとして活動するうえでの、話し方等の講座
さすがプロは見るところが違う!!
2日間を終えて、
笑いと感嘆の声の絶えない授業はとっても楽しく、珍しいかんぶつにも接することができました。
「かんぶつ」の魅力にますますはまりそうです。
「かんぶつ」は栄養価も高く(ビタミンやミネラルがたっぷり)、保存食や非常食、ダイエット食としても今注目されています。
ぜひ、みなさんもかんぶつチャレンジしてください。
終わり。
と言いたいところですが、肝心なレポート提出が待っています。
レポートが終わらないと中級資格がもらえません(汗
頑張らないと・・・・
by 鹿児島枕崎 伝承工房・鰹家
- 2011年9月6日
「茶節」は鹿児島の伝統的な飲み物なのですが、当たり前すぎてみんな知っているだろう、と思っていたら意外と知らない人が多いということに気付きました。
鹿児島県内でさえ、昔の食べ物という感覚の方が多いことにビックリ!!
ということで、「茶節」のご紹介です。
「茶節」は、削った鰹節にお味噌とお茶(お湯)を注いだだけの簡単な飲み物で、作り方はとっても簡単。なのに美味しい。
器に鰹節をたっぷり入れ、お味噌を適量入れます。
(今回はフタマルパックを入れました。もちろん削りたての方が美味しいですよ)
お茶(お湯)を注いでよくかき混ぜたら完成!!
刻みネギを少しいれました。
どうですか?簡単でしょ。
鰹節は具としてもちろん食べちゃいます。
おろししょうがやとろろ昆布、乾燥わかめを入れたり。。。アレンジも簡単です。
インスタント味噌汁の元祖といってもいいかもしれません!!
いや、元祖でしょ!
鰹節とお味噌と具を一人分ラップに包めば、自家製インスタント味噌汁の完成です。
最近はお味噌汁すらも食卓に上らなくなっているとも聞きます。
これならお子さんでも安心して作れますよね。
是非お試し下さいませ。