鰹節の製造工程で出てくる木灰を釉薬に用いた
『宋艸窯 鰹節灰釉刷毛目「器」シリーズ』
がオンラインショップに登場しました。
なぜ鰹家が「器」なのか?
鰹節の製造工程の一つ「焙乾」では、大量の薪を燃やして鰹節を燻します。
その薪の灰はこれまで鹿児島の郷土菓子「あくまき」の灰汁などに用いられてきました。
が、もっとほかの使い道はないのか、鰹節を作る工程で出てきたものをもっと徹底的に活用したい。
そんな思いを抱いていた時に、日本工芸会正会員である陶芸家の竹之内彬裕さんとの出会いがありました。
自然の恵みが形となり、その器で自然の恵みをいただく。
鰹節でしっかり出汁を取った本物の料理にふさわしい器。
それがまさにこの 『宋艸窯 鰹節灰釉刷毛目「器」シリーズ』 なのです。
全部で7種類、オンラインショップにて4月2日より順次ご紹介しております。
どうぞお楽しみに。
竹之内彬裕(たけのうちあきひろ)略歴
昭和12年 鹿児島に生れる
昭和42年 現在の地に宋艸窯築窯
昭和59年 九州山口陶磁展 朝日新聞社賞(産業部門)
昭和60年 日本伝統工芸展入選
昭和61年 日本伝統工芸展入選
〃 西部工芸展 朝日新聞社金賞
昭和62年 日本伝統工芸展入選
〃 西部工芸展 朝日新聞社銀賞
〃 西日本陶芸展入選
昭和63年 日本伝統工芸展 日本工芸会長賞
<日本工芸会正会員>