「かんぶつマエストロ」の中級講座を受講してきました。
「もっと出汁をとってもらいたい」と思っていても、鰹節以外のことは何もわからなかった私。
お出汁に必要な昆布・干し椎茸・煮干などについてもっと知りたいな、と思い受講した「かんぶつマエストロ」。
さらなるステップアップを目指して中級講座を受講してきました。
みっちり講義の2日間。
久々に学生に戻った気分でした。
講義内容は、
かんぶつの話「海のかんぶつ」「里のかんぶつ」
星名 桂治 氏 (乾物乾麺研究所所長)
かんぶつの種類の多さにビックリ!
かんぶつの作り方を聞いていると、人間の知恵ってすごいなぁと思ってしまいます。
「かんぶつとうま味」
二宮 くみ子 氏 (NPO法人うま味インフォメーションセンター理事)
人が感じる5味の一つ、「うま味」を実際に体験。
「うま味」の正体がわかる!かも。
「ダシ取りの基本」
稲葉 恭二 氏 (香川栄養専門学校客員教員)
つきぢ田村、強羅花壇の総料理長を務めた稲葉氏によるダシ講座
「日本料理に捨てるところはない」と。
ダシの魅力にはまること間違いなし!!
「かんぶつとコミュニケーション」
村松真貴子 氏 (元NHKキャスター)
かんぶつマエストロとして活動するうえでの、話し方等の講座
さすがプロは見るところが違う!!
2日間を終えて、
笑いと感嘆の声の絶えない授業はとっても楽しく、珍しいかんぶつにも接することができました。
「かんぶつ」の魅力にますますはまりそうです。
「かんぶつ」は栄養価も高く(ビタミンやミネラルがたっぷり)、保存食や非常食、ダイエット食としても今注目されています。
ぜひ、みなさんもかんぶつチャレンジしてください。
終わり。
と言いたいところですが、肝心なレポート提出が待っています。
レポートが終わらないと中級資格がもらえません(汗
頑張らないと・・・・
by 鹿児島枕崎 伝承工房・鰹家
新着情報
- 2011年9月6日
「茶節」は鹿児島の伝統的な飲み物なのですが、当たり前すぎてみんな知っているだろう、と思っていたら意外と知らない人が多いということに気付きました。
鹿児島県内でさえ、昔の食べ物という感覚の方が多いことにビックリ!!
ということで、「茶節」のご紹介です。
「茶節」は、削った鰹節にお味噌とお茶(お湯)を注いだだけの簡単な飲み物で、作り方はとっても簡単。なのに美味しい。
器に鰹節をたっぷり入れ、お味噌を適量入れます。
(今回はフタマルパックを入れました。もちろん削りたての方が美味しいですよ)
お茶(お湯)を注いでよくかき混ぜたら完成!!
刻みネギを少しいれました。
どうですか?簡単でしょ。
鰹節は具としてもちろん食べちゃいます。
おろししょうがやとろろ昆布、乾燥わかめを入れたり。。。アレンジも簡単です。
インスタント味噌汁の元祖といってもいいかもしれません!!
いや、元祖でしょ!
鰹節とお味噌と具を一人分ラップに包めば、自家製インスタント味噌汁の完成です。
最近はお味噌汁すらも食卓に上らなくなっているとも聞きます。
これならお子さんでも安心して作れますよね。
是非お試し下さいませ。
- 2011年8月26日
- 2011年8月9日
先週末の8月6、7日に枕崎の夏祭り「さつま黒潮きばらん海」が行われました。
台風による強風が心配されましたが、最終日の花火まで無事にお祭りが執り行われました。
土曜日は、2500人の大踊り連による大踊り大会。
日曜日は九州最大の三尺玉が見所の大花火大会。
花火の打ち上げは、強風の影響で直前まで検討されていたようですが、無事に大輪の花火が枕崎の夜空に打ちあがりました。
本当に良かったです♪
私はというと、、、、
日曜日に南薩地場センター2F で「ゆかた無料着付けコーナー&着崩れお助けコーナー」のお手伝いをさせていただきました。
今年もたくさんの方々にご利用いただきました。
本当にありがとうございます。
カップルでこられた方もいらっしゃいましたよ。(男性もOK♪)
男性の浴衣姿も凛々しいものですね。
ちなみに↑の写真の中に私も写っております。どこでしょうね??
また来年も、きばらん海が盛大に執り行われますように。
- 2011年8月8日
onlineショップ「伝承工房・鰹家」 夏季休業のご案内です。
誠に勝手ながら、 【平成23年8月13日~平成23年8月16日】 を夏季休業とさせていただきます。
お休み前のご注文の対応は 【平成23年8月11日15時】 までを対応させていただきます。
なお、ご注文はお休み中も承っておりますが、商品発送・お問合せの返答につきましては、平成23年8月17日より順次対応させていたさきます。
ご迷惑をお掛けいたしますが、よろしくお願い致します。
- 2011年8月3日
またまた、
世界初のお天気マガジン「SORA そら 2011夏号」に枕崎が掲載されました。
JAL、VISA(まだ未紹介)に続いての枕崎&鰹節特集です。
いま、生産地や製造方法への関心や、伝統や昔ながらの知恵といったものへの関心が、高くなっているような気がしています。
これも震災の影響なのでしょうか?
さて、中身は・・
鰹節は鹿児島県の枕崎と山川で日本全体の約7割を製造しているんですよ。
鰹節の町ですね。
現在、枕崎市内には57社の水産加工会社があり、品質を維持するために全社が組合に加盟して、300年以上続く伝統を引き継いでいます。
私が嫁いで来たころには80社近くあったのですが・・・
(高齢化や後継者不足は枕崎でも深刻なんです。。)
ちなみに ↑ の写真左ページ
右上は弊社の製造部長
中右の入札の写真には、社長の後ろ姿が・・・
手の次は後ろ姿、顔はいつになることやら(笑
ちなみに、メイン特集の「知られざる 桂離宮」
かなり面白いです。
- 2011年7月22日
JAL機内誌「skyward 2011.7」に枕崎が特集されています。
【鹿児島 日本の食の原点、鰹節の故郷へ。】
最近、様々なものの原点を振り返るような記事を多く見かけるような気がします。
このようにいろいろなメディアで紹介されることは、私達にとってとても嬉しいことです。
鰹節がどのように作られているかを知らない方も多くいらっしゃいます。
(鰹節がカツオから出来ているのは知っているかなぁ?)
鰹節に限らず、いろいろな食の原点を見つめなおす機会になればいいなぁと思います。
そうそう、弊社で撮影された写真も採用されているんですよ。
左ページの右側の写真(上下とも)
右ページ中央の鰹節を持っているのは、実は社長です。
手だけの出演です(笑
顔は・・・??
残念ながらお見せできませんでした(笑
JALに乗られた際は是非ごらんになってくださいね。
- 2011年7月8日
6月のとある日曜日。
休みの工場内で講習会が行われました。
集まったのは、地元鰹節業界の若き後継者達です。
(若い女性の人もいるんですよ!!)
枕崎で考えられた伝統の 「薩摩切り」(カツオの切り方) を学ぶために集まったのです。
現在、この薩摩切りを行っている鰹節屋は枕崎でも2、3件程。
技術的にも難しく、このままでは継承されることなく、消えていく。
この伝統をなんとか残していきたいとの思いで行われました。
講師はすでに引退されたヤマウエさんです。
ヤマウエさんの技を習得しようと、みんな真剣でした。
工場長をはじめ、弊社の職人たちもチャレンジです。
伝統や技術は何もしなければ忘れられ消えていく。
頭だけではなく、体でしか伝えられないものがある。と感じた一日でした。
- 2011年6月22日
オンラインショップ「伝承工房・鰹家」からのお知らせです。
★お中元期間限定 ポイント5倍キャンペーン【2011年6/22~8/10】★
お中元シーズンの 【2011年6/22~8/10】
期間限定でポイント5倍キャンペーンを行います。
全商品が対象です。
ほとんどの鰹節・削り節商品の賞味期限は約1年。
また、商品代金 8,000円以上 で送料無料!!
ご家庭用の商品も、是非この機会にご利用下さい。
なお、オンラインショップでは会員登録時に50ポイントを進呈しています。
1ポイント=1円にてオンラインショップにて利用できますので、
上記キャンペーンと共にご利用下さいね。
- 2011年6月14日
先日、お客様より
「鰹節削り器し使用されている木材はなんですか?」
とのお問合せがありました。
私たちも残念ながら、全く分からなかったので、↓ の製品について製造元の㈱小柳産業様にたずねてみました。
枕崎鰹削り器
業務用削り器
<木材> 国産タモ材
<産地> 北海道の日高や十勝方面
<特徴> 強い材質なので、箱物(引き出し他)又野球のバットに用いられます。落ち着いたシックな感覚の木材です。幅広い用途があり、特に洋間関係の内装材や家具材として高級材として好んで使われています。
なのだそうです。
堅いので木のゆがみやひずみが出にくいそうですよ。
だから、野球のバットやテニスのラケットなどに使用されているんでしょうね。
う~~ん、勉強になります!!
鰹節以外のことでもOK、お問合せお待ちしています。