6月23日(土)
出汁の王国・鹿児島プロジェクトさんが主催の
「出汁を学ぶツアーin枕崎」
に参加してきました。
「出汁の王国・鹿児島プロジェクト」とは??
鹿児島は鰹節をはじめ、黒豚、地鶏など出汁となる食材の宝庫。
鶏出汁の鶏飯、豚骨ベースの鹿児島ラーメン、焼海老出汁の雑煮など、さまざまな食材を出汁に食されてきました。
そこで、鹿児島の出汁をテーマに鹿児島全体を盛り上げていこうというプロジェクトなのです。
そのプロジェクト活動の一つとして開催された枕崎ツアー。
まずは、日本の出汁の基本「鰹節」から!ということですね。
ツアーのスケジュールは、
枕崎漁港の見学
↓
鰹節工場の見学
↓
出汁取り教室
↓
かつお船人めし(出汁茶漬け)作り
です。
さあ、ツアー出発です!!
鹿児島枕崎 伝承工房・鰹家
新着情報
- 2012年4月10日
鰹節の製造工程で出てくる木灰を釉薬に用いた 『宋艸窯 鰹節灰釉刷毛目「器」シリーズ』
今回、私が一番欲しかったのが、
「どんぶり」 です。
出汁の香りがただようお蕎麦やうどん用の器が欲しいと、以前から探していたのですが、実はなかなか欲しいものに出会うことが出ませんでした。
なので今回の「器」シリーズではいちばん最初に製作の希望をお願いしました。
「うどんやお蕎麦を入れるどんぶりがど~~しても欲しいんです!」と乗り出す私に周囲も苦笑い。
そんな待ちに待った作品が出来上がってきました。
「あなたを待ってたのよ~~」
早速、シンプルなかけうどんを。
思わず笑みがこぼれます。
持った感じも良し、ネギの緑色が美しい。
次は何を作ろうかな?そんな気持ちにさせてくれる器です。
参考写真
鹿児島枕崎 伝承工房・鰹家
- 2011年11月21日
- 2010年10月13日
旨みに欠かせないもう一つの要素、それは昆布です。
いい鰹節を使っても昆布がそうでなければ美味しさは半減します。
その逆もしかり!!
私が使用している昆布は、いつもお世話になっている 福岡博多の ふじはら さんにお任せでお取寄せしています。
しっかりとした旨みと甘みがあって、粘りがなく美味しい綺麗なだしがとれます。
なんて、偉そうなことを言っていますが、実はこれまで昆布のことは良く解っていませんでした。
かんぶつマエストロとしては、昆布についても知らなくてはなりませんね!!
ということで ふじはら さんに早速問合わせてみました。
鰹家: 「いつも送っていただいている昆布の種類は何ですか?」
ふじはらさん: 「羅臼ですよ。天然物の走りといわれるもので、お送りしているのは大きさが2等のものです。10本に1~2本あるかないかの稀少なものですよ。」
鰹家: 「昆布もいろいろあるんですね。良い物を送っていただいてありがとうございます。」
お話を伺って、もっと料理の腕を磨かなくては・・・と反省。
羅臼・真昆布・利尻・日高・・・
昆布も奥が深そうです。
お問合せ先
ふじはら
福岡市中央区春吉1-3-1 柳橋連合市場内
092-751-5625
- 2010年10月11日
- 2010年10月10日
「だしをとってみたけれど、どうお料理に使っていいか解らない?」
という声をいただくことがあります。
答えはとりあえず、「何にでも入れてみよう!!」
お吸い物
お味噌汁
卵焼き
お鍋
炊き込みご飯
肉じゃが
煮魚
野菜炒め・・・
いつものお料理で
「お水 → だし」
に変えてみてください。
旨みが増してきっと美味しくなるはず!!
和食ならまず失敗する事はないと思いますよ。
ごま油との相性もいいので中華もお勧めです。
中には??ということもあるかもしれませんが、その時はお許し下さい。
まずは、トライ!!
- 2010年10月10日
実はだしをとるってとっても簡単なんです。
1) お鍋に準備したお水に昆布を入れ数時間放置
(前の晩に入れておくと便利)
2) 1の鍋に火をかけます。
(前日から準備していれば少し強めの火でもOKです)
3) 沸騰する直前に昆布を引き上げます。
(沸騰してしまっても気にしません)
4) 沸騰した3のお鍋に鰹節投入、火を止めます。
5) ザルに布巾などをかけ、濾して完成です。
布巾に残った鰹節も絞って使ってます。もったいないですからね。
でも、やけどにはくれぐれも注意してください。
保存は冷蔵庫で3~4日は十分大丈夫です。
我が家では麦茶用のポットに入れて保存しています。
今日のポイントは、
細かいことは気にしないこと! 難しく考えないこと!
かな?
- 2010年10月9日
「いつもちゃんと出汁とってんの~~??」
とよく訊かれます。
答えはもちろん 「YES」
ということで、
今回はちょっと贅沢に 本枯血合抜 でだしをとりました。
ここで気になるのは分量ですよね。
水 1,500cc
昆布 15g
本枯血合抜削節 30g
水:昆布:本枯血合抜 = 10:1:2 の割合ですね。
思ったより鰹節の量が少なくないですか?
でも、これで十分しっかりとした出汁が取れるんですよ。
(だって鰹節には自信がありますから!!)
続きは後ほど。