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昨夜の夕食に 「たこ焼き」 を作ってみました。
久しぶりのたこ焼き作りはやっぱり楽しい!!
クルクルまわしながら、ビールもすすみます(笑
「一家に一台」のたこ焼き器!!
大阪在住歴の長かった私としては当然です。
ところで、たこ焼きのトッピングといえば鰹節です。
以前に工場見学に来られた中国人の観光客の皆様も、
鰹節=たこ焼きのトッピング
といっていました。
鰹節の世界征服も近いかも?  なんて・・・
トッピングの鰹節もそれぞれ好きなものをチョイス。
旦那さんは鰹家 本枯削り節
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私は 「花の粉
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どちらも美味しかったですよ。
ちなみに、私はソースだけでなく、出汁醤油で食べるのも好きです。
ところで、上の2枚のたこ焼きの写真、何かが足りないの解ります?
そう、「青のり」です。
肝心な青のりを忘れたのです(泣
私としたことが。。。。。

前回のブログでの質問、
「灰汁巻き作りに使われる、鰹節に関係あるものは?」 の答えです。
それは、
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↑ 木灰です。  (正解しましたか?)
鰹節の製造工程の中に 「焙乾」 という工程があるのですが、ナラ・カシ・クヌギなどの木を燃やした後に、木炭や灰が残ります。
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その木灰が灰汁巻き作りに使われるのです。
先人の知恵には本当に驚かされますね。
その他にも、畑に撒いたり、陶芸の釉薬などに使われたりしているんですよ。
「鰹節作りに捨てるところはない」 と、よく言われます。
木灰をはじめ、鰹節の製造過程で出てくる、内臓、腹皮、骨、煮汁など全てが、また違った形に生まれ変わるのです。
そう、鰹節作りには全く捨てるところはないのです。
最近は、無駄をなくす「エコ」への取り組みが注目させていますが、捨てるところがない「鰹節」は、まさに昔ながらの「エコ」かもしれませんね?

灰汁巻きってご存知ですか?
鹿児島で端午の節句に作られる郷土菓子なんですよ。
灰汁巻き1
もち米を竹の皮で包んで、灰汁で煮込んで作るんです。
この時期になると、スーパーでも材料が販売されているので、ご家庭で作られる方も多いのではないでしょうか?
(と、いっても私はまだ作ったことはありません)
灰汁巻き2
中は ↑ こんな感じで、茶褐色の怪しい?食べ物です。(笑
お菓子といっても、味がない場合が多いのでどちらかというと、おもちに近いかもしれませんね。
我が家では砂糖を混ぜたきなこをつけて食べます。
ほんのり竹の香りがして、とっても美味しいんです。
ところで、この灰汁巻きと鰹節には深い関係があるのです。
わかりますか?
それは、鰹節工場で出来るあるものが、灰汁巻き作りに使われているんです。
あ~~、もうわかったかも。。。
答えは、
次回に。

みなさんは朝食は お米派 それとも パン派
我が家は お米派 です。
鰹節屋なんだからというわけではなく、旦那さんが「パンは食べた気がしない」というからです。
たま~に、トーストを出すと明らかに表情が変わるので困ったものです。
なので、ご飯に汁物、おかずは適当に が我が家の朝食スタイルとなっています。
が、ただでさえ忙しい朝。
たまには?寝坊することもある私。
そんなときによく登場するのが
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おかかおむすび!!
鰹節料理の基本といえばやっぱりこれでしょう!!
時間要らず手間要らず、ずぼらな私にピッタリ。
最近はコンビニのおにぎりからも姿を消してしまったらしく残念です。
というわけで、今朝の朝食は↑でした。
そう、寝坊したのです。(汗
卵焼きで許してもらおう作戦。
そうそう、卵焼きの味でも意見が分かれる二人です。
その話はまた今度。

かんぶつde料理
かんぶつのお麩を使って「お麩入り肉じゃが」を作りました。
肉じゃがに使うお麩は「仙台麩」「油麩」と呼ばれる大きなお麩です。
九州ではあまり馴染みがありませんが、ボリュームがあって煮汁をたっぷり吸い込んでとっても美味しいんですよ。
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材料は
お麩、じゃがいも、人参、玉葱、糸こんにゃく、豚肉(余り物があったので)
鰹・昆布出汁、醤油、砂糖、みりんで味をつけました。
お麩はもどさずそのまま調理するので、煮汁をいつもより多めにして肉じゃがを作ります。
完成間近になったらお麩を乾燥したまま入れ、煮汁を染みこませるようにしばらく煮込み、お麩が柔らかくなったら完成です。
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お肉を入れなくてもお麩がとろとろジューシーなので、まったく物足りなさはないと思います。
お肉が苦手な方、カロリーを気にする方にもお勧めです。

onlineショップ「伝承工房・鰹家」ゴールデンウィークの休業のご案内です。
誠に勝手ながら、 【平成23年5月1日~平成23年5月5日】 をゴールデンウィーク休業とさせていただきます。
お休み前のご注文の対応は 【平成23年4月29日15時】 までを対応させていただきます。
(4月29日、30日は営業いたしております。)
なお、ご注文はお休み中も承っておりますが、商品発送・お問合せの返答につきましては、平成23年5月6日より順次対応させていたさきます。
ご迷惑をお掛けいたしますが、よろしくお願い致します。

いよいよ最終回。
「解凍」
  ↓
「生切り」
  ↓
「かごたて」
  ↓
「煮熟」
  ↓
「骨抜き」
  ↓
「修繕」
  ↓
「焙乾」 → 荒節・割亀節
  ↓
「削り・整形」→ 裸本節・裸荒本仕上節
  ↓
⑦「カビ付け」→ 本枯節の完成です。


いよいよ「カビ付け」の工程へと進みます。
削り終わった節は2~3日天日干しを行い、表面をブラシで綺麗にととのえ、一度冷却した後カビ付室へと運ばれます。
カビ付室は、温度27~30℃、湿度80~90%に保たれており、ここでカビが付くのを待つわけです
弊社では、カビ菌の噴霧は行わず、カビ付室にて約10日程自然にカビが発生するのを待ちます。
10日ほどして取り出すと、節の表面は青っぽい色のカビで覆われています(一番カビ)。
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これをまた、天日で干し、ブラシでカビを払落して冷却し、カビ付室に入れて再びカビを付けます(二番カビ)。これらの作業を少なくとも3回以上繰り返すのです。
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最初青味がかっていた一番カビは二番三番と徐々に灰茶色へと変化し、ついにはカビを生じなくなります。
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先人の知恵とはすごいものですね。
カビ付けと天日干しを繰り返して、「本枯節」の完成です。
カビが節内の脂肪や水分を吸いだすことで旨みが増すと言われています。
「生切り」から始まり本枯節が出来るまでに要する時間は半年以上!!
まさに「時間の結晶」なのです。

★参考★
「日本人ってすごい!その2 正しい鰹節のつくりかた(1)」
「日本人ってすごい!その2 正しい鰹節のつくりかた(2)」
「鰹節の製造工程①「解凍」」
「鰹節の製造工程②「生切り」」
「鰹節の製造工程③「かごたて」「煮熟」」
「鰹節の製造工程④ 「骨抜き」「修繕」」
「鰹節の製造工程⑤ 「焙乾」」
「鰹節の製造工程⑥ 「削り・整形」」

途中でさぼっていた製造工程。
あともうすこし!
「解凍」
  ↓
「生切り」
  ↓
「かごたて」
  ↓
「煮熟」
  ↓
「骨抜き」
  ↓
「修繕」
  ↓
「焙乾」 → 荒節・割亀節
  ↓
⑥「削り・整形」→ 裸本節・裸荒本仕上節
  ↓
「カビ付け」→ 本枯節の完成です。


焙乾を終えた鰹節(荒節・亀節)の表面には燻煙に含まれる成分や節からにじみでた脂肪分等が付着して真っ黒な状態になっています。
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次の工程である「カビ付け」でカビが付着しやすいように、それらを除去して節の表面をなめらかにし、形を整える必要があるんです。
そのための工程が「削り・整形」です。
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表面の形を整えることで、外注の侵入やカビの発生を防ぐ働きもあるんですよ。
ここまでの工程で出来上がった節を「裸節」と呼んでいます。
次はいよいよ最終工程の「カビ付け」です。
★参考★
「日本人ってすごい!その2 正しい鰹節のつくりかた(1)」
「日本人ってすごい!その2 正しい鰹節のつくりかた(2)」
「鰹節の製造工程①「解凍」」
「鰹節の製造工程②「生切り」」
「鰹節の製造工程③「かごたて」「煮熟」」
「鰹節の製造工程④ 「骨抜き」「修繕」」
鰹節の製造工程⑤ 「焙乾」

はやいものでもう4月。
桜の季節となりました。
桜の淡いピンクの花がまとまって咲く姿は希望を膨らませた喜びを、
ヒラヒラと花弁が風に舞う姿は去り行くもの悲しさを思わせます。
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鹿児島の桜の見ごろもピークを迎えているようです。
枕崎の近くにもお花見スポットがたくさんあるんですよ。
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知覧の特攻基地です。
『俺は、君のためにこそ死ににいく』のワンシーンにも登場しましたね。
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こちらは川辺の岩屋公園です。
たくさんの方々がお花見を楽しんでいましたよ。
私の駆け足お花見レポートでした。
ちなみに弊社は地元枕崎の瀬戸公園でいつもお花見をしています。

3月4日は弊社の男性社員Hさんの結婚式でした。
会社のみんなで行ってきました。GO!!
いつもは無口でシャイなHさん。
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いつの間にかこんなに素敵な女性とお付き合いしていたようです。
奥様はとっても料理が上手だとのこと。羨ましい。。
Hさんの意外な一面も見えたとっても素敵な結婚式でした。
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幸せな二人を冷やかしながらみんなで記念撮影です。
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いつもは作業着で仕事をしているみんなですが、この日はみんなのお洒落な姿にも見入ってしまった私でした。
これから末永くお幸せに!!

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